2024年2月6日(火)に、亀山市産業環境部の村田 博課長・近藤美文グループリダー・岡田晴貴主査・三重大学教育学部の平山大輔教授と三重GPN事務局メンバーとで亀山市の環境保全対策及び三重GPNの活動について意見交換会を行いました。

 亀山市は、2005年に「亀山里山公園(みちくさ)」を整備し、市民が自然と触れ合うことのできる活動の場として、亀山市と市民活動団体とのパートナーシップで運営を行なっています。亀山市は、国内外の生物多様性の活動にトップランナーとして取り組み、2010年10月の国連生物多様性第10回締約国会議(COP10)の開催において、当時の「亀山市総合環境研究センター(センター長;朴 恵淑元三重大学学長補佐/理事・副学長)」と共に、COP10パートナーシップ事業を立ち上げ、亀山市の子供や若者、市民はもちろんのこと、世界の19カ国から参加された210名の子供や若者との学びの場として、生物多様性のサイドイベントの成功に伴い、国内外へ広く知られ、その後、三重県内の自治体の初となる「生物多様性のための30 by 30アライアンス」に加入し、2023年10月には「亀山里山公園(みちくさ)」が、環境省の「自然共生サイト」に認定されました。

 亀山市は、「みどりの健都かめやま」を目指して、さらなる発展的取り組みを行うこととなることから、生物多様性の専門家であり、「三重ジュニアドクター養成塾」を通じて、次世代の環境人材育成の成功事例の代表格となる平山大輔教授を亀山環境保全審議会の委員として委嘱し、さらなる発展的展開を図ることが話されました。

 続いて、2023年9月から、三重大学の朴 恵淑研究室が三重GPN(グリーン購入ネットワーク)の事務局を担うこととなり、若手の5名が事務局メンバーとして関わり、これまで行われた活動について、三重GPNのHPを用いて説明を行い、亀山市が三重GPNの会員として関われることについても意見交換を行いました。