2023年12月20日(水)に、中部電力(株)地域共生三重グループ稲垣 敬グループ長と垂見敏男課長と三重GPNの事務局メンバーとでエネルギー課題と三重GPNについて意見交換会を行いました。

 近年の地球温暖化による気候危機に伴うエネルギー課題を解決しながら、2030年の持続可能な開発目標(SDGs)の達成及び2050年の脱炭素社会創生のために、エネルギー供給側の中部電力(株)と需要側との連携について、活発な意見交換を行いました。化石燃料依存から再生可能エネルギーへの転換、生活の質を落とさなくても可能な省エネ活動、日本とアジア諸国、特に、韓国と中国のエネルギー事情など、幅広い意見交換ができました。

 また、10月27日に「三重大学・中部電力(株)の産学連携活動」の一環として行われた「テクノフェア2023」の見学会に参加し、アンモニア燃焼に関わる技術開発の取り組みから学んだ産学連携などについても話されました。12月20日の意見交換会、再生エネルギー関連の研究内容、地球温暖化防止の緩和と適応の国内外の動向などについて、2024年3月に発行予定の「エネルギー環境教育成果報告書」(国立大学法人三重大学北勢サテライト「SDGs研究会」と中部電力株式会社)に活動概要が掲載されます。

 最後に、今年の9月から、朴 恵淑研究室が三重GPN(グリーン購入ネットワーク)の事務局を担うこととなり、若手の5名が事務局メンバーとして関わっていることを、三重GPNのHPを用いて説明を行いました。三重GPNの事務局を担っている若手の事務局メンバーとの懇談において、学生でありながら社会貢献を行なっていることが高く評価された貴重な意見交換会となりました。