日本の28大学と3企業、18名の個人会員、3社の参助企業が加盟している日本サステイナブル・キャンパス推進協議会(CAS-Net JAPAN)の第11回2023年次大会「地域にとけこんだキャンパスづくり〜大学・学生・地域」が、2023年11月18日に千葉大学墨田サテライトキャンパスで開催されました。

朴 恵淑「三重GPN」代表幹事(会長)は、CAS-Net JAPANの会長(代表理事)であることから、開会挨拶において、21世紀の最大の課題である気候危機(Climate Crisis)は、エネルギー危機(Energy Crisis)と直結していることから、大学キャンパスを持続可能な社会創生のモデルとして考え、地域及び世界の産官学民とのグローバル・パートナーシップによる成功事例を創生することが最も求められていることについて語りました。特に、循環型・脱炭素(カーボンニュートラル)社会創生のために、従来の3R活動に、新たなRの再生可能を取り入れた、サーキュラーエコノミーによる循環型社会創生が基本となることから、グリーン購入法に基づく、徹底的な取り組みが必要不可欠であることを強調し、「三重GPN」の取り組みについて言及しました。

その後、パネル討論において、大学及び企業による持続可能な社会創生のための取り組みによる成果及び課題について発表が行われ、CAS-Net JAPANの第12回2024年次大会が、2024年11月に京都大学で開催されることを決めて終了しました。